樹齢数千年の森が、
人と自然のあわいを呼び覚ます。

樹齢数千年とされる縄文杉、苔に覆われた白谷雲水峡。時間の尺度そのものが違う森の中で、日常の速度がほどけていきます。一歩踏み込んだとき、人は肩書きでも役割でもなく、ただ「生きている存在」として立ち戻ります。

九州最高峰・宮之浦岳へと続く稜線。雲が生まれ、消えていく峰々は、組織の肩書きも個人の役割も、静かに手放させてくれます。

ウミガメが産卵に還る浜、透きとおる海。森だけでなく海の体験も、専門のガイドとともに安全に組み込むことができます。北太平洋有数の産卵地となる浜が、いのちの循環を静かに教えてくれます。
屋久島は、人口の減少と高齢化、そして観光の質の転換という課題に向き合っています。私たちは、この島に「還ってきた」事業者として、その課題の解決に連なる一員でありたいと考えています。
島に足りないのは、仕事の「数」よりも、若い世代が就きたくなる「新しい仕事」です。MOROは、研修運営や効果測定、都市圏の法人との接点といった、島にまだ少ない職種の雇用を現地に生み出します。給与の原資は、島外の法人からの収益です。
そして、高単価・少人数で、冬季や平日の閑散期にも催行できる私たちの研修は、屋久島町が掲げる「量から質へ」という観光の方針と、そのまま重なります。数を追わず、深く長く滞在してもらう。それが、島にも自然にも優しい形だと信じています。
MOROの原点は、「これまで屋久島に来られなかった方」に門を開くこと。そのために、大阪と屋久島をつなぐ二重の医療サポート体制を整えています。出発前は大阪の内科と、現地では島の診療所と連携し、ご体調に不安のある方の旅を支えます。
MOROは、医療行為を行いません。
私たちの役割は、「配慮・調整・連絡」です。
医学的な判断は、すべて医師に委ねます。
既往歴や服薬、ご体調、必要な配慮を事前にうかがい、主治医の先生とも参加の可否や注意点を確認します。
連携する大阪の内科医の助言のもと、行程の負荷やリスクを確認。無理のない代替案もあわせて準備します。
歩行距離・高低差・移動・休憩を、医師の助言をもとに調整。必要な方には、医療スケジュールを軸に行程を組みます。
滞在中は朝夕の体調確認を行い、その日の状態に応じて柔軟に対応。島の診療所や大阪の内科と連絡できる体制を保ちます。
縄文杉や宮之浦岳、そして一般ルートでは辿り着けない特別な森を知り尽くしたベテランガイド、海を熟知した専門ガイド。屋久島町の公認・認定ガイドとともに、少人数の班で森へ入ります。そして、島から与えられるだけでなく、島へ返すための約束を、研修の標準に組み込んでいます。
MOROは「進出」ではなく「帰ってくる」事業です。代表が二十代を過ごし、二十年をかけて育ててきた島の人間関係の中にある計画だからこそ、島に残るものを大切にします。
安房の拠点に現地スタッフを雇用し、研修運営や効果測定という新しい職務の経験を島に残します。
ガイド・宿・食・交通・物販。研修の一回ごとに、島の担い手へ継続的に発注が生まれる事業構造です。
用地の所有者、ガイドの皆さん、作り手、診療所。お一人おひとりの顔が見える関係の中で、腰を据えて続けます。
屋久島でしかできない体験を、目的に合わせて設計します。まずは、お気軽にご相談ください。
ご相談・お問い合わせ